産後の抜け毛対策まとめ!早く改善する方法は?

注目

出産後の体の変化

妊娠中と、出産後の体の中で“劇的に変化するもの”、それは女性ホルモン量です。妊娠中は体の機能が子宮の状態を安定させて、赤ちゃんを守り成長させるために集中しています。その体の機能を司る司令塔となっているのは女性ホルモンです。

妊娠中の女性ホルモン量をいくつか例に挙げるとエストロゲンは通常の性周期の時の400倍!プロゲステロンは(通常の排卵期を除く)10~20倍にもなることがあるのです。女性ホルモンは子宮を安定させるほかにも体温を上昇させたり、おっぱい大きくしたり、妊娠中に産後のための体作りまでしています。

しかし、出産後は赤ちゃんを守るために使っていたエネルギーは不要になります。自分の体を修復し、赤ちゃんを育てるために使わなければなりません。そこでエネルギー浪費を防ぐために女性ホルモンは一気に激減します。

しかし、その急な変化についていけない体の器官や組織もあります。

産後の抜け毛

急な変化についていけない体の1つが産後の抜け毛、産後脱毛症です。出産後2が月ほど経過したころに症状が出始めます。

妊娠中は女性ホルモンの影響で毛は抜けにくく、成長期が長くなっています。そして出産後、女性ホルモンの分泌量が激減し、すこしずつに体内に蓄積されていた女性ホルモンが減少すると毛周期のサイクルも元に戻り、それまで引き止められていた毛が抜けだします。

本来はもっと前に抜けるはずだった毛が一気に脱毛してくるので前もって産後脱毛症をしらないとびっくりする方も多いようです。

だいたい6ヶ月~長くても1年来で脱毛量が元戻ると言われていますが、中には数年にわたりその症状が続く方もいます。

産後の脱毛を減少させるためには何をすればよい?

産後に女性ホルモンが減少することはご説明したとおりですが、女性ホルモンの中でも特にプロゲストロンやエストロゲンは妊娠前の平常時より減少してしまうことがあります。

そのため、産後は高齢でもないのに、女性ホルモンの分泌量が減少することで起こる更年期障害と同じような症状が出ることがあります。

ですから、①産後の抜け毛は女性ホルモンを補う(元に戻す)ことが重要になってきます。

また、②体の回復を早めるためにも十分な休息、栄養を摂るように努力する。③筋力を回復させるためにも適度な運動を行うことも必要です。

産後の抜け毛対策①食べ物で女性ホルモンを補う

女性ホルモンは体内で分泌されるものなので食事から摂取することはできませんが、女性ホルモンと構造の似た食品を食べることはできます。それは大豆です。

大豆イソフラボンという名前は御存じの方も多いと思いますが、このイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンが構造が似ているため体内で同じような働きをしてくれるのです。サプリメントもありますがなるべく食品から摂るほうが好ましいでしょう。

なお摂取過多は子宮内膜増殖症の発症率が高くなるという報告もありますので、食事以外で摂取する場合は1日30mgを目安にしましょう。

産後の抜け毛対策②十分な休息、栄養摂取

産後のママはとても忙しくなります。夜中も数時間おきに授乳しなければならなくなり、しばらくの間はまとめて睡眠をとることさえ難しくなります。

もちろん若いうちは体力もありますし、出産後の体の回復も早いので産後の脱毛などもほとんど気にならなかったという方もいるでしょう。

しかし、晩婚化が進み、初産の年齢も上がれば、出産後の身体の回復に時間がかかる方も増えるということです。これは仕方のないことですからわりきって対処しなければなりません。

家事が多少溜まっても赤ちゃんが寝た時に無理して片そうとせず、一緒に寝てしまうということも気持ちの割りきりです。夜10時から翌2時はもっともホルモンが分泌される時間帯なのでその時間は眠るようにするよいでしょう。

また、母乳で栄養を摂られた分はしっかり摂取しなければなりません。

産後に増えた体重を元に戻そうとして過剰なダイエットをすると母乳が出なくなったり、髪や肌がボロボロになり女性ホルモン量をもとに戻すどころの話ではなくなってしまいます。

産後の抜け毛対策③適度な運動

妊娠中はお腹が重くでなにかと行動範囲が狭まります。動きも緩慢になりますから筋力は衰えがちです。しかもおなかの赤ちゃんを守ろうとする女性ホルモンの働きで筋肉は脂肪に変換されやすくなっています。

妊娠中は女性ホルモンのおかげで代謝が高まっていますが、産後も妊娠中と同じ行動をしていると筋力が回復しません。筋肉は代謝をたかめ、毛細血管が張り巡らされるため、筋肉量を増やすことで代謝を高めることができます。

代謝は毛の成長のためにもとても重要な要素です。
代謝が悪い→血行が悪いと毛を作り出す毛乳頭に栄養素や毛の成長因子が運ばれなくなりますし、毛周期の乱れも戻りにくくなってしまうからです。

そのため、産後はウォーキングや室内でのストレッチ軽い筋力トレーニングなど、無理のない程度から運動を行うことが大事です。

産後の抜け毛改善に効果のあるサプリメントの成分は?

産後の抜け毛に効果的な亜鉛

体の各組織において必要不可欠な亜鉛は皮膚や髪の健康を保つのに必要不可欠なミネラルです。体の中では300種類以上の酵素の働きに関与しているとも言われています。代謝が盛んな組織程亜鉛不足に陥りやすく、髪の毛母細胞もその一つです。

毛母細胞は毛乳頭を介して毛細血管から栄養を受け取っています。細胞分裂を繰り返し、その細胞が角化して押し上げられることで髪が伸びるのです。毛根には亜鉛が豊富に存在しています、それは髪が角質化して伸長し、ケラチンタンパク質となるときに亜鉛が使われるからです。

髪の表面はキューティクルと言い、魚のうろこのような形状をしていますが、亜鉛が無いとキューティクルを正常に形成できなくなり、切れ毛が多くなってしまったり、細く弱々しい毛になってしまいます。

亜鉛は日本人の食生活で不足しやすいミネラルと言われています。牡蠣や数の子、レバーに多く含まれていますが、毎日食べられる食材ではありません。亜鉛のサプリは多くのメーカーが製造しており、1か月分が数百円~100円前後で手に入ります。

産後の抜け毛にはイソフラボン

イソフラボンは植物性エストロゲンとも呼ばれ、女性ホルモンであるエストロゲンと構造が非常によく似ています。そのため、更年期障害の方の治療の一環としてイソフラボンを摂取する事もあります。

更年期障害は女性ホルモン、特にエストロゲンが急激に減少してしまうことで起こる障害です。気分の乱高下や、ほてり胸やけ、うつ症状などを引き起こし、骨粗しょう症にもなりやすくなります。

産後の抜け毛も更年期障害とまではいきませんが、エストロゲンの分泌が減少することでおきる生理現象です。そのため、イソフラボンを摂取することで急激なエストロゲンの減少を緩やかにし、体の回復を助ける働きがあると考えられています。

ただ、摂取のし過ぎは子宮内膜症を引き起こす原因ともなりますので過剰摂取には気を付け、決められた用量異常は摂取しないようにしましょう。

産後の抜け毛にビタミンB群

ビタミンB群は8種類のビタミンがあります。ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンです。ビタミンB群はタンパク質の代謝にかかわったり、髪や爪の細胞の再生にも関与しています。例えばビタミンB6は髪や皮膚、歯の健康を維持し、成長を促進する働きがあります。

ビタミンB2は脂質の代謝にも関与し、動脈硬化となるの原因1つである過酸化脂質の分解を促進させます。ビタミンB2は発育のビタミンとも呼ばれ、不足すると口内炎や皮膚炎、髪や頭皮のトラブルを招くことがわかっています。

パントテン酸は脂質、糖質、タンパク質をエネルギーに変え、体を作ったり免疫機能の維持にも関与しています。

ビタミンB群はサプリメントが多く、その他の成分との混合サプリメントになっている商品もしばしば見かけます。ビタミンB群には食物から摂取しやすいうえ、B6は腸内細菌によっても作られるなど不足になりにくいビタミンです。

バランスの良い食事をしていえば必要量を摂取できていることがほとんどですが、外食が続いたり体調不良の時などはサプリメントで補充するとよいでしょう。

産後の抜け毛中に美容院でカラー・ブリーチ・縮毛矯正してもいい?

産後の女性の体

産後の女性の体はとてもデリケートです。
出産後の体の回復にエネルギーを使うのはもちろん、夜中の授乳で寝不足が続きます。

また、産後は女性ホルモンのバランスが急に変化するので精神的に不安定になったり、疲労などの要因が重なって産後うつになる方もすくなくありません。

産後の抜け毛、産後脱毛症は同様に産後の女性ホルモンのバランスにより起こります。

妊娠中の赤ちゃんを育てるための体を造るように女性ホルモンのエストロゲン分泌量が増加し、働いていますが、産後はその必要もなくなるのでエストロゲンの分泌は非妊娠時にもどり、そのかわりに母乳の分泌を促すプロラクチンというホルモンの分泌量が増加します。

エストロゲンは髪や肌、血管を健康的に維持したり、自律神経や感情のコントロール、骨粗鬆症の予防など体の各所で様々な働きをしています。

妊娠中はエストロゲンの分泌量が増えていたとは言え、出産で急に減少してしまうので体はびっくりしてしまうのです。産後の脱毛もその体の変化の影響によるものです。
ですからホルモンバランスが安定すれば自然と脱毛も少なくなります。

カラーやブリーチのダメージとは?

毛は毛母細胞が分裂を繰り返して伸びてゆきます。その過程で水分を失い角化した細胞が毛です。つまり髪の毛は死んだ細胞の集まりとも言えます。

髪の表面は薄い細胞膜の層になっていてそれが角質化することでうろこ状のタンパク質の膜になります。ヘアカラーは薬剤により閉じているキューティクルを開き、色素を入れて閉じ込めることで髪を発色させています。

閉じているタンパク質の膜を無理やり開くため、どうしても多少なりとも髪は痛んでしまいます。また、頭皮に薬剤がつくことで肌荒れや痒みを引き起こしてしまう場合もあります。

ブリーチは髪の毛の色素を抜いてしまうことです。芸能人でいうとオセロの松島さんはブリーチをされた髪です。少し伸びてくると頭皮の近くが黒くなっていたりしますよね。

ブリーチは色素を完全に脱色させるため薬剤も強く、何度も行っていると髪の毛のタンパク質が溶けてスカスカの空洞のような髪の毛になってしまいます。

このようなカラーやブリーチを産後の脱毛中に行ったらどうなるでしょうか。ただでさえエストロゲンが減って髪や肌を守るバリア機能が落ちている所にそのような処理をしたら、非妊娠時よりも髪や肌へのダメージは大きくなってしまいます。

産後のヘアケア

産後は女性は体の修復作業に想像以上にエネルギーを使っています。出産後もしばらく悪露が続きますよね。子宮を元に戻そうと体はがんばっています。

そのような時にカラーやブリーチ、薬剤だけでなく熱も使う縮毛矯正などダメージが全くないとは言えない処理をすると切れ毛が増えたり、産後脱毛を増長させてしまったりすることもあります。

そもそも加齢時の薄毛にもブリーチや縮毛矯正は避けることが望ましいと言われています。これは産後の脱毛中も同じだといえるでしょう。

しかし、中には白髪などが多く、白髪染めをしないと出歩けないという方もいます。どうしても染めなければならない場合は美容師に相談してなるべく髪や頭皮に優しい成分の薬剤を使ってもらうようにしましょう。また、よりダメージの少ないマニキュアも検討してみるとよいでしょう。

そして差し迫ってカラーリングなど行わなければならない理由がないのであれば、産後脱毛が落ち着く出産後半年ほどを経過して体が安定してから行う方が望ましいでしょう。

産後の抜け毛による薄毛を目立たなくするヘアスタイル

産後の抜け毛はなぜ起こるの?

産後の脱毛は産後脱毛症といい、出産を機に体内のホルモンバラスが変化することで起こります。出産後は女性ホルモンのエストロゲンが減少してしまうからです。

エストロゲンは主に妊娠中の赤ちゃんを育てるための体作りのために働いています。しかし、出産後はその必要もなくなるうえ、エストロゲンには母乳の分泌を抑える働きがあります。

出産するとエストロゲンが減少し、母乳の分泌抑制が解放されて母乳が出るようになります。人間の身体って本当にうまくできていますよね。

しかし、ここで出産後の急激なエストロゲンの減少についていけない体の機能もあります。
それが髪の毛(毛根)です。

妊娠中に増加している女性ホルモンは毛の発育にも影響を及ぼし、毛を成長させる期間が長くなります。抜けにくくなるということです。

産後エストロゲンの分泌が減少すると体内に蓄積されていた女性ホルモン量も徐々に減少します。脱毛が延期されていた毛が一気に抜け始めます。これが産後の脱毛です。

産後の抜け毛はいつまで続くの?

産後脱毛症は産後だいたい2か月から始まり、3か月間程度で収まったという方が多いようです。

しかし、産後の月経が再開するまでにも個人差があるように体内のホルモンバランスの安定には個人差も大きく、医師でも何ヶ月で止まるとは断言できないものです。

また、抜け毛をあまりにも気にしてストレスをためると育児の疲れと重なって精神的にも不安定になり、さらにホルモンバランスが乱れ、血行不良や自律神経失調症にもなりかねません。

生理現象ですのでいつかは止まるものですから、髪型を変えてみるなど工夫して悩み過ぎずに乗り切りましょう。

薄毛が目立たなくなる髪型は?

結べる長さの髪であれば、無造作なまとめ髪はボリュームを出してくれ、家事や育児にも邪魔にならないスタイルです。きゅっとひっつめてしまうと頭皮にも良くないですし、髪がぺちゃんこになって薄毛を余計際立たせてしまいます。

最近はファッション雑誌をみてもキチンとまとめすぎるより、ゆるふわの髪型の方がナチュラルで今っぽいですよね。結んだ後に表面の毛を引っ張り出してボリュームを出せば脱毛でボリュームの減った髪を大きく見せることが出来ます。

シュシュや大きめのコサージュなどがついたバレッタもボリュームを出してくれますし、適度に頭皮を隠してくれるのでおすすめです。

髪が結べないくらい短い場合もボリュームを出すことで薄毛を隠す事が出来ます。癖毛の方であればワックスやムースを揉み込んでふんわりさせて癖毛を生かしたスタイルにすると良いでしょう。

ヘアアイロンを使ってカールをつくり、ワックスやムースをつけてでほぐすとかわいらしいパーマスタイルを楽しむ事もできます。ただ、ヘアアイロンは頻繁に使用すると髪を傷める原因にもなりますので毎日の使用は控えましょう。

また、ヘアバンドを使う事でも薄毛を隠すことが出来ます。アクセサリーのショップへ行くと種類も豊富で比較的購入しやすい価格の商品がそろっています。

今っぽい使い方は前髪をサイドの髪を多めに残して前に出すことです。カチューシャの様に細いタイプもありますので色々試してみると楽しいですね。

産後の抜け毛対策!早期改善に効果的な食べ物は?

産後の抜け毛、原因はホルモンの分泌量の減少なんです。

産後の脱毛は産後脱毛症ともよばれ、出産をした多くの女性が経験していると言われています。
ただ脱毛量は個人差も大きく、ほとんど気にならなかったという方から、ごっそり抜けて禿げるのではないかとノイローゼになりそうだったという重症の方までさまざまです。

妊娠時に活発に分泌されていたエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンは産後は非妊娠時まで一気に分泌量が減少します。それはエストロゲンが母乳の分泌をおさえてしまう働きがあるため、出産後は母乳により子供を育てなければならないのだと体が感知して分泌を一気に減らすからです。

その代わりにプロラクチンという母乳の分泌を促す女性ホルモンが活発に分泌されるようになります。素晴らしい身体のメカニズムですよね。

しかし、そのエストロゲンやプロゲステロンの減少により毛は影響を受けてしまいます。エストロゲンには髪を抜けにくくする働きがあり、妊娠中に毛深くなったと感じる方が多いのはそのためです。産後、それら女性ホルモンの分泌量が減り、引き止められていた毛が抜けだします。
これが産後脱毛症です。

産後の脱毛中の食生活

産後脱毛は生理現象ですので時間と共に落ち着いてきます。産後数カ月もすると月経が再開しますが、そのころにはホルモンの分泌量も安定して脱毛も減少するのです。

つまり、脱毛を早期改善するためにはホルモンバランスを整えることが課題です。

産後、増えてしまった体重を戻すためにダイエットをする方がいますが、食事を減らしてしまうと体の回復が遅れ、ホルモンバランスはなかなか正常に戻りません。さらに良質な母乳が出なくなってしまい、大切な赤ちゃんにまで影響が出てしまうかもしれません。

産後の体、髪の健康のためにはバランスよく食事をすることが何よりも重要です。毛は毛母細胞が分裂して角質化したものです。角質化すると細胞としての生命はなくなりますが、細胞なのでタンパク質からできています。

そのため、良質なたんぱく質をとることで髪を健康に保つことができます。

産後脱毛に効果的な食べ物

畑の肉と言われる大豆は高タンパクで低カロリーです。カロリーを控えられ、豊富な栄養を摂取できる大豆製品は産後に効果的な食品です。

大豆にはイソフラボンが含まれており、イソフラボンはエストロゲンに構造がにています。そのため減少してしまったエストロゲンを補うという効果もあります。

また、毛母細胞の分裂に必要なミネラルは亜鉛です。毛根には亜鉛が豊富に存在しています。髪は前述のようにタンパク質で構成されており、この髪のタンパク質をケラチンタンパク質と言います。

このケラチンタンパク質は亜鉛が不足すると摂取した栄養素からケラチンタンパク質が正常に作られなくなります。髪表の表面を覆っているクチクラ層がボロボロになり、切れ毛の多い髪となってしまいます。

亜鉛はチーズ、レバー、豆製品、ゴマに多く含まれています。健康な髪を生み出すために必要な栄養素です。

その他に頭皮の新陳代謝を正常に保つためにはビタミンB群が必須です。粘膜や皮膚を健康的に保つ働きがあります。ビタミンB群は豚肉、卵、納豆、ウナギ、牛乳に含まれています。どれも手軽に摂取できる食材です。

産後は自分の体の変化に加え、育児に家事にと忙しい毎日ですが、体を早く元に戻すためにも偏食に気を付けバランスよい食生活を送るように心がけましょう。

産後の抜け毛に効く!女性用育毛剤の条件とは?

産後の抜け毛はどうして起こるの?

産後の抜け毛はエストロゲン、プロゲステロンという女性ホルモンが関与しています。

妊娠中はそれらのを含む女性ホルモンが活発に分泌され、母胎を維持し、胎児の成長を司っています。そのため妊娠前の平常時よりも体内の女性ホルモンは増加しています。

また、よく聞く話ですが、女性ホルモンは髪の成長にも関与しています。毛髪の成長期を延長させる作用があり、そのため妊娠中は平常時よりも毛が抜けにくくなると言う現象がおきます。
妊娠中に毛深くなったと感じる人がいるのはこのためです。

しかし、産後はエストロゲン、プロゲステロンの分泌量は平常時と同等、もしくはそれ以下にガクッと減少します。そのため、引き留められていた毛が徐々に抜け出し、通常時よりも脱毛が多いと感じます。
これが産後脱毛症です。

多くの方が出産後2ヶ月程経ったときにその抜け毛に気付き、だいたい6ヶ月から1年で脱毛は治まります。

産後の抜け毛は防止できないの?

産後の脱毛症はいつも以上に毛が抜けてびっくりしますし、脱毛が止まらないのではないかと不安になる方も多いようです。

そのため出来れば脱毛は避けたいところですが、妊娠出産を経れば誰もが起こり得る生理現象なので避けて通ることは難しいようです。

とはいえ、個人差も非常に大きく、体験談等をみてもほとんど気にならなかった。
産後脱毛症があったのかどうか分からなかった。
という非常に脱毛が軽い方や、

シャンプーの時にごっそり抜けてきて本当に驚いた。
髪を結んだときに髪の束が以前よりほそくなったと感じるほど脱毛した。
と言う方までさまざまです。

しかし、産後脱毛症は妊娠中にしっかりと女性ホルモンが分泌され、母胎を正常に維持し、赤ちゃんがちゃんと成長したという証拠でもあります。

ある程度の脱毛は仕方ないと割り切って、前向きに頭皮ケアをしていきましょう。

産後の抜け毛に育毛剤は効果有り?

産後の脱毛症を少しでも軽くするためには①体内からのアプローチ②外側からのアプローチの2つを行うことが重要です。

①はもちろん産後の身体の回復を早めるために栄養バランスの良い食事や、睡眠時間をしっかりとるようにすることです。
なかなか赤ちゃんのお世話で睡眠時間はまとまってとれませんが、女性ホルモンを安定して分泌するためには睡眠が必要です。

②の外側からのアプローチにおいて必要なことは頭皮を健康に保つことです。
お風呂上がりなど顔には化粧水をつけますが、同じ肌なのに頭皮のケアって気にしない方も多いですよね。髪に覆われているとは言え、頭皮も肌トラブルはあるのです。

それをケアし、産後の脱毛を早く回復させるためにはには育毛剤も有効です。

女性ホルモンの影響による脱毛ですが、男性のAGA治療薬のように女性ホルモン自体に影響を与えるわけにはいきません。ホルモンは体のきのうを制御する重要な化学物質だからです。

男性のAGA治療薬のようにホルモンに影響をあたえようとすると、必ず何らかの副作用が出てしまうでしょう。

ですから育毛剤選びにおいて重要なことは、産後の敏感肌を考慮し、無添加で、刺激の少ないものを使用するということです。

産後に使用する育毛剤の効果はあくまで頭皮の血行を促進し、乾燥や刺激から守るものです。頭皮を健やかに保つことで、毛髪が余計な刺激を受けず成長できるようにするのです。

今では産後の脱毛専用の育毛剤も販売され、保湿成分や、漢方の生薬発毛によいとされるセンブリエキス等を成分としている商品など様々ですが、これらの商品は医薬品のように何度も臨床試験を重ね、細胞レベルでの培養実験を行っているわけではありません。

モニターを募集し、アンケートや毛髪、頭皮チェック実施することで結果を出していますが、科学的に実証された商品はないのです。ですから公告や口コミを考慮しつつも惑わされずにあくまで自分の肌にあったものを選ぶことが重要です。

つけ心地がよく、マッサージするときなどに使用しやすい商品を選ぶようにしましょう。
決して高価な商品でなくても良いのです。
参考:女性におすすめの育毛剤

最後に、産後はあまり外出も出来なくなり、行動範囲が狭められがちです。筋力も落ちるため、産後は代謝が落ちやすい時期です。代謝が悪くなれば、毛周期が正常に移行しなくなります。
適度に運動を行い、筋力の回復を図ることも大切です。

1年経っても生えてこない・・・産後の抜け毛はいつまで続くの?

出産後に抜け毛が増える…産後脱毛症とはどんな症状なの?

今は妊婦さんのためのサイトや雑誌など妊婦さん用の情報源がたくさんあり便利になりましたよね。

出産前にそろえるものから内祝い、妊娠中や出産後の女性の体のことも調べることができます。その中でも比較的多くの方が知っている出産後の体の変化の1つとして産後脱毛症があります。産院や病院によっては助産師さんからお話があることもあります。

産後脱毛症の程度は様々で個人差も大きいのですが、産後に女性ホルモンのバランスが変化することで抜け毛が増えることを言います。

脱毛の始まりは産後産後2ヶ月くらいの方が多く、シャンプーの時に抜け毛の多さに気づいたり、ブラッシングで気づいたりするようです。

産後脱毛症はなぜ起こるの?

産後の脱毛症に関係しているのはエストロゲン、プロゲステロンという女性ホルモンです。

女性の体では妊娠中、胎盤が形成され、子宮は妊娠前より活動量が増加しています。赤ちゃんを成長させなければなりませんから当たり前のことですよね。そのため妊娠中の女性の体では女性ホルモンの分泌量が増加しています。

そして、女性ホルモンが関与する体の機能として髪の成長があります。女性ホルモンには髪の成長期を長くする働きがあるのです。

妊娠中にお腹など体毛が毛深くなるのはこのためです。毛の成長期が長くなるので毛が抜けずに体にとどまるようになり、毛深くなったような気がするのです。

しかし、分泌量が多くなっていたエストロゲン、プロゲステロンの女性ホルモンも、出産後は元の値まで戻ってゆきます。

体内に蓄積されていた女性ホルモンが減少していき、産後2ヶ月ほどで妊娠前の体内の女性ホルモン量へともどると抜けずにとどめられていた毛が抜けだします。これが産後脱毛症のメカニズムなのです。

産後の抜け毛はいつになると止まるの?

産後脱毛症は生理現象なのでいずれ止まります。だいたい6ヶ月くらいが目安で、1年ほどで出産前と同じ脱毛量に戻ります。

しかし、高齢出産のように体の機能が元に戻るまでに時間を要するようになると抜け毛が減らないということもあります。中には1年以上かかることもあります。

産後脱毛症が長引いてしまう原因の多くが体の機能回復の遅れです。

しかし、20代のもっとも体力や出産のための体の機能が整っている適齢期に出産するのと30代後半、40代で出産するのとでは差があることは仕方のないことなのです。そのため、産後脱毛症に悩む方も増加傾向にあるようです。

現在は仕事を持つ女性が増え、晩婚化が進み、結果的に出産の年齢も上がる傾向にあります。

しかし、現在は栄養不足となることがほとんどないため、一昔前のように高齢出産は危険という認識も薄れてきました。高齢出産の年齢も1993年には30歳から35歳に引き上げられています。

出産後、脱毛症の他にもなかなか生理が回復しなかったりと体の機能回復のスピードは人それぞれですが、育児同様、根気よく自分の体のケアもしていかなければなりません。

そして、産後の体調回復を遅らせる原因のほとんどが育児ストレスや睡眠不足です。

夜中も数時間おきに授乳をしなくてはなりませんし、初めての子育てだと特に要領がわからずに疲労が蓄積してしまいがちです。

「産後うつ」という産後特有のうつ病もあるくらいですから出産後の女性の体には大きな負担がかかっています。

産後の抜け毛対策!ストレスを溜めないこと!

家事も育児も完璧にこなそうとせず、1人で育児をすべて抱え込まずに夫や両親に頼れる部分は頼るようにしましょう。ショートステイの保育室や市町村のナーサリールームを利用するのも手です。

赤ちゃんも半年を過ぎて1歳くらいまでには朝まで眠ってくれたり、まとめて眠ってくれるようになりますので、赤ちゃんと一緒に寝てしまうなど、身体を休める時間を少しでもとれるようにするとよいでしょう。

また、母乳の場合は自分の摂取した栄養素が母乳に行きますので、食事ではタンパク質や鉄分ミネラルの多い食事、ビタミン類をバランスよく摂取するようにしましょう。

産後の抜け毛の原因は女性ホルモン?

産後の抜け毛とは?

産後の脱毛は妊婦さんだと結構多くの方が知っている情報です。

現在はさまざまな妊娠・出産の情報誌やインターネットサイトができて、情報を得るだけでなく出産前の準備などが手軽に行えるようになりました。産後脱毛症に良い育毛剤の紹介や体験談などが特集として組まれていることさえあります。

産後の抜け毛は出産した多くのが経験することです。

産後2か月程度たったころにはじまり、枕についた抜け毛が増えたり、シャンプー時に髪の毛がからみついて来たりすることで気づくことが多いようです。よく「産後脱毛症」とあらわされることもありますが、円形脱毛症のような疾患ではなく、産後にあらわれる生理現象です。

産後脱毛症はなんで起こるの?

産後の脱毛は体内の女性ホルモンのバランスが変化することで起こります。

妊娠中は卵巣からエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが活発に分泌され、女性が赤ちゃんを成長させるのに適した身体となるように作用しています。

しかし、出産すればその必要はなくなりますよね?

ですから出産後はそれらの女性ホルモンの分泌量が妊娠前の分泌量に戻り、体内で少しずつ代謝されて数カ月で体内の女性ホルモン量が元通りになります。

産後2か月くらいで脱毛が現れるのはそのためです。

産後脱毛症をもっと詳しく知ろう!

毛の成長には様々な成長因子や増殖因子が関与しています。

因子というとイメージが付きにくいですが、簡単に言うと成長や増殖を促すタンパク質や糖がくっついたタンパク質です。血管内皮細胞増殖因子(vascular endothelial growth factor):VEGFやIGF、HGF、KGFなどがあります。

これらの因子が毛乳頭細胞に働きかけて毛の成長が促されるのですが、その中でもエストロゲンにはVEGFの分泌量に与えることがわかっています。

エストロゲンの分泌が増加するとVEGFが増加し、毛包周囲の毛細血管が発達して細胞分裂を行うための栄養素や前述のような因子が安定して毛乳頭細胞に運ばれるため、毛の成長が促進され、成長期が伸長します。

妊娠中に毛深くなるという話を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、それは毛の成長期が長くなることで脱毛が減少するためなのです。

しかし、出産後は女性ホルモンの分泌量が減少し、抜けずに引き止められていた毛がホルモンの減少と共に抜け始めます。これが産後脱毛症です。

産後の脱毛が止まらないことってあるの?

産後の脱毛は半年から1年位でもとの脱毛量に戻ると言われていますが、中には1年以上、数年たっても脱毛量が減少しないという症状が出てしまう方がいます。

これは産後のホルモンバランスの変化による脱毛から他の要因で起こる脱毛へと原因が移行していることが考えられます。それはストレスや疲労、頭皮の糖化、加齢によるものなど様々な原因があります。

もしあまりにも脱毛が続くようであれば一度婦人科や皮膚科(血液検査ができるところ)を受診してみるとよいでしょう。検査を行うことで血漿中の女性ホルモン濃度の他、白血球数などストレス指数を知ることもできます。

自分の身体を正しく知ることで正しい判断ができるのです。1人で悩まずにまずは医師の診察を受けてみるようにしましょう。